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スペインタイル、ベーシック [スペインタイル]

pocos.jpg
pocoApocoスペインタイル ベーシック

pocoの色見本。バレンシア顔料編(初心時に使う顔料です。その他、バルセロナ顔料、イタリア ファエンツア顔料、ポルトガル アベーロ顔料と続きます)

イタリアのファエンツア方式で作者のパレットを作ります。
だいたい3時間制作。4時間目には、自由課題として、なんじゃらもんじゃらを書き加えなくてはなりません。 過去には、アンティークフラワーが主流でしたが、最近はこんなポップなパレットができました。(焼成前)。
YUKIEさん(姫路)と、REINAさん(京都)の作者パレットです。
ヨーロッパの陶芸用語では、パレットとは、作者の色のことで、日本で言う「色見本」とは意味合いが大きく違うのです。
さしずめ、日本でいう色見本とは、、、ヨーロッパでは、材料屋さんの色のサンプルといったところでしょうか。
pocoでは、一つの作品になるように、パレットも大切に作ってもらっています。

真ん中の作品はEtukoさん作
みんな大好き(笑)ラスフローレス。(でった〜)です。
ベースになっているのは、トルコタイルのチューリップやカーネーション。それをケセランパセランのフランス風にしあげた必修作品ですが、作り手に寄って「国」が違うのもそのデザインです。(最初の制作者は、1999年のもの。現在マドリー在住の友人です)

ポコ夏で流行らそうとした、ハワイアンタイル。(焼成前)
Mayumiさん作。
もちろん、バックは「いいかんじにクエルダ」の自由制作線を入れてもらいます。

基礎から一作一作、自由制作を加えている様子がおわかりでしょうか〜
何も、「新しい絵」を持ち込まなくても、ぜんぜん大丈夫。なぜなら、課題ひとつひとつが自由だし、課題に沿って制作すると、上達も早いですからねっっ。焼き上がりは完全オリジナルとなるのであった。(もちろん、新しい絵を持ち込まれても対応いたしますが、ちょっと遠回りになる場合もありますよ)
まず、最初の1年で、きっちりと大きなクエルダができること。それが一番の上達方法です。(施行タイルを作りたい場合には。)

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古典から学ぶ [スペインタイル]

pocoApocoでは、初心者からデザイン化を少しずつ訓練してゆきます。オトナの美大のように、デザインの授業みたいに・・「ホンモノ」をみよう!と、資料になる図案は全て「ホンモノ」文化財の作品まで。まずは、それらの中から「気に入った図案」を選ぶことから始めます。ザイン起こしの作業は、デザインのプロでも大変な作業ですが、資料を参考に使いながら、初期から訓練をつむとみんながそれぞれ、自分の個性あふれる作品になってゆきました。


http://www002.upp.so-net.ne.jp/SpainTilePocopo/spaintile_seito.html

HPからのリンクが「迷路」になっており、
このページ↑には、レッスンのポシリーも入っていますので、こちらに掲載いたします。

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スペインタイル古典 [スペインタイル]

tomot.jpg
Tomokotamさんのスペインタイル古典です。
色合わせが独特で素敵です。全てpoco製釉使用。
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スペインタイル製作中 [スペインタイル]

tomoyuki.jpg

スペインタイル製作中です。
Yukieさんのangel
マジョリカ一作目。

Tomokotaさんのクエルダ。
一部に特殊な釉を使用しています。焼き上がりをお待ちください〜
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クエルダクエルダ [スペインタイル]

junazul.jpg
JUNKOさん。伊丹工芸センターから通算5年目の制作。毎月2回の木曜日制作です。青にこだわって、いろんな青を使っています。


toshiangel.jpg
6ヶ月目のTOSHIEさん。毎月2〜3回きちんと自由制作中〜今回は初めて使うガラス釉にチャレンジされました。


ayamegu.jpg
solgatotile.jpg
(↑こちらが焼成前)
一日体験ミニタイルのお二人。ようやく焼けました。ガラス釉の発色も素敵です。


uehanbra.jpg
三ヶ月目のTomoko.Uさん。ぷっくりアルハンブラふくらみますように〜の、製作中。




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Kayo Basic スペインタイル 陶芸 [スペインタイル]

kayoseyuu.jpg
Kayoさん
スペイタイル歴8年。
pocoのスタジオは、教室でもあり、ちょっとした声かけ(指導者)のいる「受講者のアトリエ」を目指しています。
が、実験敵なシゴトになってしまい、お教室なのに、スタジオなのに、どうしてもどうしても、「工房」になっているのが現状です。ま、いいかな〜

写真の説明
kayo施釉
マジョリカベースをかけることを日本の陶芸では「施釉」といいます。
この写真はバルセロナ方式。カタルーニャタイルの復刻をする場合に使うテクニックです。
他に、pocoのスタジオでは、バレンシア方式、イタリア方式、日本方式を取り入れ、それぞれを体得してもらっています。
kayobasic.jpg
古典が新しいと、一緒に研究を重ねてきました。
kayoさんの作品には、古典と、ご自身のオリジナルと、調合された良い作品ができあがっています。
BASICが新しいのです。
また、BASICができないと、新しいものも作れないのが、焼き物の世界かとも思われます。
pocoApocoでは、「タイル」=「建築素材」という概念から、施行に耐えうる品質重視をしてきました。最近のスタジオでは、内装施行のみ可能作品や、額縁に入れて絵画にする目的もOKとなり、「絵画的なタイル」作者も増えていますが、やはり、湿度の高い日本のお風呂場でも、外壁にでも施行可能な「絵画なタイル」が出来ることが目標です。
いっぱい、良いものができたらうれしいです。

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マジョリカ toshie [スペインタイル]

toshi1.jpg
toshi2.jpg
カタルーニャ(バルセロナ地方)の伝統タイルを復刻中のToshieさん。
毎週、きちんと制作しています。
復刻タイルですが、筆のタッチはtohie流です〜。
回転台をくるりとまわすと、フレームが楽にかけました。
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青のマジョリカ焼タイルJUNKO [スペインタイル]

JUNKOさん(スペインタイル歴 4〜5年)
当初から青にこだわって制作してきました。
今回も、またもや、長編作品(笑)に、九谷のブルー(日本製)を使用するなど
積極的に、研究中です。
201003junaz02.jpg201003junaz1.jpg
今回は、最大の難関、細い曲線。
コバルト系での大きなはみ出しは、ベース釉の変色にもつながるため、
はみ出さないように慎重な作業です。(マット系のほかの色なら、はみ出ても修正すれば問題ないのですが、中級でも可能ですが、)今回使用の色とラインは、上級テクニックに入ります。
201003junaz03.jpg

*****
前回のJunkoさん

今回のJUNKOさんは受講当初より、コバルト系の微妙な違いを意識されていらしたので、
イタリア製(ファエンツア)、スペイン製(バルセロナ)、同(バレンシア)、日本製(九谷系顔料あわせのコバルト)と
さまざまなコバルトに挑戦されています。上級色も多く、焼成前と、ずいぶん違った焼き上がりになるため、大混乱の日々は続きます〜3541891
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タイルde テーブル [スペインタイル]

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以前のYUKIKOさんの作品です。テーブル用のタイルを作りました。
マジョリカ、クエルダをあわせ、トータル20回コース。(習作含め)
4枚組はおおよそ17回制作(34時間)初心者用の顔料と釉(日本製アスールマット使用)
サイズは31cmX31cmです。
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練習用の習作 コースター4枚組でもミニテーブルです。
トールのクラスをされている方ですので、筆のタッチはもともと。
あとは、マジョリカの質感になれることが課題でした。

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ダンガリー色とキケンオレンジ使用。

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アルハンブラタイル  [スペインタイル]

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クエルダセカをいやがるToshieさん(マジョリカ作家志望)に、無理やり「課題っっ」と、鬼poco。そしたら、なんとまあ、今回もすばらしい色彩計画をたててきてくださいました。
うわお、こりゃ、すごい。と、課題のホワイトをとばし、全色実験的に制作していただくことに。
通常、この作品は2〜3時間を設定。ところが、いつもは「倍速」のtoshieさん、今回ばかりは2倍!なるほど〜の制作中です。出来上がりが楽しみです。

***
ブログつながりで注文に成功したKAZUさん(お茶屋さん)の桜茶が到着〜
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さくらの香りが工房でも大好評です。
Kazuさんありがとうございました。
http://kazutaka.blog.so-net.ne.jp/

******
こちら、体験制作のYOSHIMIさん。「古代モザイクつくり」もされている作家系。
Toshieさんのご友人で、制作にきていただきました。
さすが、ものづくりのこだわり。
通常1日制作ですが、アンティークに仕上げるため、2回の受講で、ラインも加え2度焼きしました。すてきなアンティークタイルです。
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yoshimiさんの師事されている古代モザイクの作家の先生(東京在)が
京都で、古代カルタゴとローマ展(京都府文化博物館)にちなんで、まよこで個展をされてました。yosihimiさんもそのお手伝いに大忙し。
モザイクにもいろいろあって、yosimiさんのモザイクは、古代モザイクっっ。大理石からカットですって!!(ああ、ポルトガルの歩道も古代系でまとめてあったし、バルセロナ近郊のカルタゴ遺跡、、ヨーロッパはつながってますねっっ)ちなみに、スペインタイル(クエルダセカ)はモザイクに見えるように古代モザイクから数世紀あとに、できあがった技法です。しみじみ。
yoshimiさんのおかげで、よい勉強になりました。ありがとう〜。そして、Toshieさんのお友達つながりに感謝ですっ。
クラスをやっていよかった〜知ることが広がってすてきです。

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春色マジョリカタイル(和のいろつかい) [スペインタイル]

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スペイン在MAYOさんの春色マジョリカタイル(22cm角)和の色つかい。
焼成後と焼成前です。
MAYOさんは、バルセロナ工房にも参加していただいた、足掛け10数年の受講者。
昨年より、一時帰国時に制作されています。(6〜7ねんぶりの制作再開です)お仕事で行ったり来たりされているので、その都度の参加してくれています。
時数的には、セグンド在。

最初のワークショップの参加時は99年。2週間毎日6時間の制作に参加。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/SpainTilePocopo/ricapro/bcn_sou99.htm

2001年、4月と10月の神戸大丸のギャラリーで
http://www002.upp.so-net.ne.jp/SpainTilePocopo/sale_page.htm

それぞれのページに、MAYOさんがちらりと載っています。

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ラジョラス(バルセロナ地方のマジョリカ焼) [スペインタイル]

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Toshieさんのラジョラス。
カタルーニャ(バルセロナ地方)のマジョリカ焼。
18世紀復刻。
釉薬:日本製OPCO使用
顔料:スペイン製、イタリア製の顔料18世紀復刻(修復)用
額(フレーム):poco特注の木枠(MDF材による特注サイズの木枠なので、湿度の高い日本でも、ひずまずタイルが割れません。凹型。タイルの部分をへこませているため、タイルの端まで絵が見えます。塗料は、pocoricaの混ぜ合わせたオイルステンを濃厚に。スペインの色を再現しています。)
復刻版といえど、描き手によって全く違ってきます。イタリアものは、割と、そのままの復刻が多いですが、スペイン特にカタルーニャのラジョラスには、それぞれ自由な表情が描かれているのも特徴。
そして、大阪南船場で「復刻」された、TOSHIEさんのラジョラスは、このようなあったかほんわかな表情になりました。ブラボー!

***
日本で教室や制作を始めた時に、木枠にとても悩みました、、、
さて、木とタイル。日本のように湿度がある国だと、素材的に相性は悪いんです。色味や質感は相性がいいのですがねえ。。。

さて、バレンシアの火祭りも近づいてきました。pocoがバレンシア在のときとても街中に住んでいた為、PISO(アパート)の真下の広場で火祭りの人形が燃え盛り、部屋の中まで火の粉が、、あぶないっっ。。でしたが、、、さて、バレンシア地方では、松食い虫のような木を悪くするものが多かったようで、年に一度古い家具を「健康のため」焼いていた習慣から、あのような火祭りになったらしいです。 バレンシアの古いPISOには、木材が使われていませんでした。そのかわりに、ソカラトというタイル(レンガ)が使用されていたのでしょうね。
そして、バルセロナ。ここも、木材の階段まではありませんでしたが、(かわりにタイル張りの階段)天井には、木製の梁が何本も通っていました。とても素敵な色合いでした。
さらに、北上したマドリード。ここは、木材が盛んに使われていて、木製の階段。ココまで北上すると、もう、木を悪くする害虫がいないんでしょうね。。。
もっと北上したバスク地方も木の階段があったような。。。(うろ覚えですみません)

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焼成前のタイルたち [スペインタイル]

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Tomokoさん 焼成前 3色課題の途中。ここまで4時間。
次回マンガンタッチを入れます。

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Toshieさん 焼成前 課題:ラジョラス うす塗りと濃い部分の意識付け
焼成前。 次回はフレーム部分とバックの塗り。

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Mayumiさん、焼成前 22cmの大判タイルに「織部」釉バックのクエルダ切り。





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7月のスペインタイル [スペインタイル]

今月のスペインタイルやき直しと追加。
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今月の初心者第一枚目。


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ミュージアム講座スペインタイル(カタルーニャ)ワークショップ [スペインタイル]

DSCF4957b.jpg恒例のミュージアム講座。スペインタイル(カタルーニャ古典)ワークショップのタイルが焼き上がりました。
DSCF4936b.jpg焼成まえ。
DSCF4935b.jpg顔料30本の中から選び中。バルセロナ製とバレンシア製、イタリア製、アメリカ製、、ベースはバルセロナのカレス製の貫入釉を使用。生地は湿度に強い日本製をバルセロナサイズにカットしました。
DSCF4934b.jpg伊丹市立工芸センター(アートアンドクラフト ミュージアム)での講座風景です。さすがにミュージアム講座の会場は、後ろの織り機が大迫力です。市民の美大といったところでしょうか。
今回は、アイフォニックセンター(伊丹音楽堂)での講演に続き、スペインタイルの中でもカタルーニャの伝統に親しんでもらいました。
帰国後すぐのワークショプを思い出し説明にも力が入りました。
001.jpg貫入。ウエッブでは見えにくいですが、貫入を入れ、アンティークに焼き上げました。


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日曜日スペインタイル その3 [スペインタイル]

当日参加は4名可能。伊丹市立工芸センターTEL.072-772-5557へお問い合わせ下さい。

第3回 10月7(日)は、最追終日です。
終日コースと午前のみ、午後のみが選べます。
pocoの大タイルは基礎から行うと、一枚制作に4〜5時間かかります。
5時間制作+ランチ1時間の計6時間の集中講座。
最終回はアンダルシアのクエルダセカ。自由もOK(デザイン指導あり)
初心者用指導あり。
時間割り: 10:30-11:00 映像解説。スペインタイルの歴史。
11:00-13:00 18世紀の手法によるデザイン制作。クエルダセカ練習
14:00-16:30 クエルダセカ制作。焼成準備。
午前のみや午後のみの「はじめての参加者」は下書き時間を短縮して行います。
【時間】10:30-16:30 午前10:30-13:00,午後14:00-16:30 昼食は各自ご用意ください。【場所】は、芸術の秋にぴったりの伊丹市立工芸センタ-制作工房です。THE MUSEUM ART&CRAFT ITAMI海外のクラフト作家にも有名なミュージアムです。みやのまえ文化の郷は、美術館、工芸センター、旧岡田家、旧石橋家住宅 に(財)柿衞文庫の文化ゾーン。
詳細はHPへ 
http://www002.upp.so-net.ne.jp/SpainTilePocopo/

さて、窯出し。
京都のよみうり文化センターへの講座の前に、工房で窯出し。大汗!!セレブなカルチャースクールにいくというのに、、とほほ。

ミニタイルは、やっぱりかわいい。

左上の9枚セットはKayoさんの課題。今年の2月から始めた「技」の習得です。
さらに、工房では

左下 マット混色(sin picel=筆無し)8番と10番
右下クリスタル混色(sin pincel) 5番と7番にlimone mas tr.(初めての方は5と7のみでやってみましょう)
上 opaco+マット(混ぜ込み課題と連動)
 全て新オイル(8月以降の新オイル)
Tapaも十分とれて、ぷっくり感がすばらしい作品です。
中級者はTAPAに問題がでますが、上級になると体得できてきます。 sin pincelからマスターしましょう。 con pincelは裏技に使用。

。。kayoさんの作品は、全部自由作品「風」ですが、今までも全部課題に乗っ取っていますよ(誰だア〜お二人ほど、最近課題せずの方は〜(笑)〜?まあ、いっかぁ、、ゆっくり習得しましょう〜)pocoの課題は「自由制作」でも工房制作は、かならずイタコのようになったpoco-ricaの指導が入っています。(デザインから入るのが通常です)
スペインタイル歴5年のkayoさんの課題制作は、みなさんの「課題」に反映されているんです。 混色課題も、一度きりでなく、何度も使います。 フントスの時もそうでしたよね。各ティプロマごとにステップアップしています。
Kayoさんはディプロマ2の終盤です。(カルチャー在校時の2〜3年間は年に4~8dips加算のみ)

あれれ?どこかでみた作品と思えばpoco-ricaの日本での初作品(信楽土乾燥練り込み)。これをkayoミニタイルの大きさにすると、こうなりました。釉の特性を知っている方のみなせる技です。

ところで、「教室見本をあまり作らない」poco-ricaですが、、(受講者の制作に乗り移るようなイタコかァ?o?指導していたため、受講者の作品が次の受講者への課題となり、、と7年)、、そろそろ「お教室らしく」なってきたのか、、フントス時や5年目ぐらいになるとようやく、pocoの作品もみなさんの「みほん」になってきました。教室を始めた頃、初級クラスでもpoco作品を図案化し、課題に入れていたのですが、、、簡単な感じのもののほうが難しいと判明。断念し、ニベルを上げました。(子どもクラスではpocoの作品は見本と化しますが、、(笑)

さて、そのkayoさん、3年前の伊丹市立文化センターで講師デビュー。
来月より京都よみうりで講師をお願いしています。毎月第4木曜日です。
poco-ricaと5年も付き合ってくれている奇特な作家さんです。
京都のみなさん、よろしく〜

あれれ、京都タワー、、
そういえば、4~5年ほど前かなあ。。京都タワー横、関西電力さんで50人のスペインタイル講座をやらせてもらいました。と、にわかに思い出し、、、
京都よみうりセンターの公開講座では、
京都サラサのタイルのこと(あのタイル、復刻されたのは、INAX常滑の研究チームです〜)、清水焼のこと、、京焼では、スペインタイルと同じ色を70〜80年前から出していた!などなど、スペインタイルやイタリアタイルの歴史と交えて講座は続きました。
そうだった、、私がバルセロナ行きのきっかけになった芸大時代の恩師の個展も京都だった。。。 しみじみ。。

しみじみしてる場合ではないですね!
では、芸術の秋特番、あさっての日曜日、工芸センターでお会いしましょう/~~


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日曜日スペインタイル制作 [スペインタイル]

次回は最終回 10月7日曜日です。

23日曜日10:30-16:30
日曜日のスペインタイル講座(終日、半日コース)第2回目がありました。
午前10:30-13:00,午後14:00-16:30 昼食は各自ご用意ください。
芸術の秋にぴったりの伊丹市立工芸センタ-THE MUSEUM ART&CRAFT ITAMIミュージアムの制作工房制作工房。みやのまえ文化の郷は、美術館、工芸センター、旧岡田家、旧石橋家住宅 、(財)柿衞文庫の文化ゾーン。
是非、覗いてみてくださいね!
23日は、スペイン語でしどろもどろに指導しているricaもご覧になれたことでしょう〜。
スペインに陶芸留学!と、お考えの方、一足先に、スペイン語での講座を体験してみてくださいね。
当日参加も人数により可能です。
終日または、午前10:30-13:00
午後14:00-16:30

伊丹市立工芸センターTEL.072-772-5557へ

http://www002.upp.so-net.ne.jp/SpainTilePocopo/


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ウマイヤ朝kayo [スペインタイル]

さて、スペインタイルではウマイヤ朝の影響も。。ということで、pocoの課題になっています。
kayoさん(トレセロクラス在)の作品。 この作品は、完璧なウマイヤ朝の再現です!ブラボー

続きを読む


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pocoApocoの皆様へ [スペインタイル]

スペインタイル講師養成クラス及びアーティストコース受講の方へ。
以前の課題:「粉をあわせてマッジョリカオパコ釉づくり」
を履修済みで、
使用粉末が「黄色い大袋バルセロナカレス」
の方は、写真のようなクラックを表現できるようになりました。
次回クラス時にお持ちいただけると、
クラックをいれるレッスンが出来ます〜。思い出してね!!
追記:また、この釉をクエルダセカで使用された方も
オパコの部分にクラックを入れる事が可能になりました。
工房内のマジョリカの白マット釉が、一時5種類(?ぐらいかなあ。。)になっていた時期もあり、、、 焼成後の見分け方は、工房でお伝えします〜(うまく文章でかけないので、、)


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バルセロナタイル [スペインタイル]


junkoさん プリメラクラセ
クラック(貫入)の入ったバルセロナのタイル「ラジョラスカタラーナ、18世紀」復刻


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今月のマジョリカ [スペインタイル]



バルセロナのラジョラスと
グラナダ焼きイーゴ(ざくろ)


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スペインタイルde michi [スペインタイル]




さて、そのmichiさん、前回の作品を額に入れてみました。
http://blog.so-net.ne.jp/spain-tile-poco/2007-04-19


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makiクエルダセカミラータイル [スペインタイル]


滋賀県よりお越しのmakiさん。
第一作の焼き上がりです。制作所要時間5時間。
素敵なミラーができました。
(スペイン古典柄をmichikoさんとpocoのアレンジ)
*michiさんの講師養成課題での図案化です。
を、さらに、makiさんが制作時に変化させました。


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Kao' Tomoマジョリカマジョリカ [スペインタイル]


基礎コース必須
Kaoriさん、Tomokoさん作
Kaoriさんはアートコース。Tomoさんは講師養成に従って、課題:「うす塗り」のソブレクビエルタ技法。
スペインタイルの中でもカタルーニャ地方(バルセロナ)のものを
ラジョラスと言います。日本人には発音がかなり難しいので、現地で問うときにはアスレホの方がいいですが、さて、そのラジョラスの古典にアンヘルがあります。音楽(musicaセリア)シリーズより。
pocoの課題のアンヘルもアレンジでこんなになりました。
顔料全てバレンシア製
釉:瀬戸で調合されたマジョリカ釉(バルセロナの調合とほぼ同じで環境にも人にも安全な日本の陶芸釉です)
尚、工房で時々使っているシグロ釉(バレンシア)は、少し毒性があり、粉を吸ったり、水道に流すのがためらわれるため、たまにしか使用していません。(まったりとした感じは良いのですが)かわりに、粉からのレッスン時には、バルセロナのカレス釉(かなり安全度が高い)を使用しています。これはクラックといって、貫入用の釉ですが、厚みや生地を変えてマットに仕上げています。


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スペインタイルの技法でアルメニア〜 [スペインタイル]


スペインタイルの技法(クエルダセカにイタリアンンマジョリカを加えて)アルメニア〜
michikoさんセグンドクラス作品
課題は
1,細長いクエルダ
2,コバルトバックにイタリアの顔料ビアンコ顔料をのせる。(スペインには白の顔料はないので、イタリアのファエンツアの顔料を使用)(日本の低温白は、かなり練り込まなくてはならないため、教室では時間の都合上使用できません)
3,その他、重金属顔料の窯変(窯の中での変化をヨウヘンと言います)

プリメラの場合は1のみ。

使用デザインは工房在のアルメニアの古典です。
アルメニアはトルコの陶器の産地で、今ではイスラエルで、、
ちょっとややこしいですが、とっても素敵な感じです。
下書き時に、鳥が端に寄りすぎたので、今後額や、外側にタイルをつくるなどで、調整しましょう。
pocoのデザイン指導だと、もう少し「主体」を中に入れた方が落ち着きます。
また、他のタイルを回りにつくり、中心にくるようにすると、落ち着きます。


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モロッコ色調タイル [スペインタイル]


akikoさん
工房生2年半 講師養成アーティストコース
ナビオカルチャークラス2年半修了
いつもはポップな制作ですが、今回は基礎編で、プラス、ネグロの練習。
ネグロを使うとモロッコ調のタイルになりました。
真ん中にタンブラーを置くと、ゴージャスな宮殿ミニテーブルになりました。
このぐらい、pocoに在籍していると、ノーミスで、色見選びもすっといくようになりした。
使用釉:フレーム/ベルデークリスタル(poco調合)
その他の色釉/瀬戸の泥釉(クエルダセカマット)
白/バルセロナカレスオパコ


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スペインタイルのはがき [スペインタイル]

noriさん受講歴3年生。セグンドクラス在
今回の講師個展時に、pocoのメンバーさんも
古典タイルで参加!という画廊オーナーの企画で
noriさんも参加して頂きました。
さて、その「特訓:通信講座de スペインタイル」の成果を
noriさんはポストカードに!
どうぞご覧下さい。


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古典クエルダセカその1 [スペインタイル]


じゃ〜ん。


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スペインタイル通信教育(?o?) [スペインタイル]


さて、さて、工房でも盛り上がっている基礎固め。
幾何学模様、イスラミックタイル。
syokoさんの作品と、花タイル2枚はkayoさん。
syokoさんは、講師をされていますので、さすがです!一回目から全部合格!全くのムラがありません。
kayoさんも、毎回レベルアップ。今日はもうワンセットフォトフレームも出来上がっていたのですが(写真は後日)この1ヶ月で、見事に技術の安定/完成ができました。
もちろん、初心時の色むらも、作品としては素敵ですが、このように、技術の安定/完成も必要です。(今後、日本の材料で、日本の施行タイルを作って行く商品化の為に、日々訓練は続きます)ディプロマのレベルが上がると、色むらを楽しんだり、きっちりと入れたり、自分でコントロールすることができます。 技術だけでなく、ここでは、釉の固さ(透明、不透明、中間の理解)も進み、よりクエルダセカの完成に近づきます。 少しづつ。pocoApocoっと体得して行きましょう。 いきなり全てを理解するのは不可能です。
お二人とも、長年の訓練の成果!写真では解りにくいですが、釉のムラが全くありません。日本の釉は、ムラがあると縮れてしまうため、かなりの技術が必要ですが、彼女達は完成に近づいています。日本の工場以外で、この釉「泥釉」といいますが、さて、その「泥釉」を使える陶芸家がいないという現状でしたが、絵付け専門に4〜5年訓練すると、ちゃんと出来るようになりました。(注:繰り返しますが、pocoでは、日本製の釉薬をベースに、瀬戸で研究開発された釉を使用しています。それは、制作者と環境に安全なため。日本の規制にあった材料、鉛が違うの。
さらに、pocoでは、日本の建築に施行できるタイルを作るための訓練を行っています)


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スペインタイル通信教育??? [スペインタイル]


kayoさんの修行は続く〜
7.5cm 6枚、10cm 1枚 (計7枚)

現在、フレームタイルの下書き中です。。。

*****
延々と古典タイルの修行中です。
使用釉:全て瀬戸製   使用ビスク:全て日本製

日本の釉は「鉛」を使用しない(無鉛フリット)が素材です。作る側にも環境にも安全ですが、製法はスペインの技術より、難易度が高いです。 日本の陶芸と同じように、釉に凸凹があるとダメです。

日本製のビスク(ビスコッチョ)=素焼きタイル生地はスペイン製=ポルトガルからの輸入品とは違い、特殊磁器粉を圧縮しており、世界でナンバーワンの生地です。(女性のお化粧のファンデーションと同じ素材)なるほど〜日本の化粧品がナンバーワンなわけがわかりますが、、 さて、その生地、道違うかというと、焼き閉まる温度がスペイン=ポルトガル産より少し高いです。 日本の湿度も計算された建築JIS企画品。 

この生地との出会いは、個展のために帰国した私は、山ほどの材料を「ニッツーバルセロナ」のおかげで日本に無事到着。ワークショップを同時開催し、なんとほぼ3週間連続で行いました。 予想以上の反響で(新聞にも取り上げていただいた経緯も手伝って)ビスク=ビスコッチョ(イタリア語ではビスケット)が足りなくなり、当時、芸大の先輩のコネクションを頼りに、日本で生地を手に入れる事ができた!!!そこからです!どんどんと世界が広がり、知識もたくさん教えていただきました。 ちょうど、私の帰国時と入れ替わりで、スペインとイタリアのタイル工場の社長とデザイナー達が日本に研修に来ていた事もあって、「あっれ〜、私は一体何をしてんだろう??逆輸入やんかあ〜〜〜」
と、叫んだのでしたが、、  

そんなこんなで出会った日本製。
時は、昭和2年にさかのぼり、日本の政府の命令で、瀬戸地区に「ヨーロッパを抜け」との指令がおり、そこから、日本の窯業の「プロジェクトエックス」が始まった。 1960年代にはヨーロッパの産地を押さえ、一番の消費国であるドイツとアメリカ(USA)への輸出量がトップに。そして、日本の高度成長とともに、公団住宅で一斉にタイルを使用。学校などの建物にもタイルが。清潔さと美しさ。
陶芸も世界一の日本は古くからの陶芸技術を持ち寄って世界一のタイル生産国に躍り出ました。
ただ、あまりにもJIS企画も厳しく、陶芸と窯業がかけ離れてしまいました。

ヨーロッパは技術が遅れているため、陶芸と窯業の差も日本のように広がっていず、さらに、陶芸なるものが、手作りなのに工業製品に近い形を求められるイタリアやスペイン。ロクロのクラスなんて、とんでもない!!指の跡が残ったらアウト。対称形でなければアウト!そう、日本の「味」は解ってもらえず、「ゴミ」とされています。もちろん、バーナードリーチによって日本の「民芸」が紹介されたイギリスや、、文化レベルの高いパリ(他のフランスはだめ)などでは、そんな事無いですが。

話はどんどん飛んでしまいましたが、、このように、ハイレベルな日本の窯業(タイル)業界と手づくり感の強い日本んの陶芸、、 技術力の低い地中海ヨーロッパのタイルと、タイルを普通に陶芸家が作る(タイルと陶芸の距離の近い地中海ヨーロッパ)///さてさて、この二つどうなるか、、、と、楽しみながら7年すぎました。
いやア〜できましたねえ〜日本で、地中海ヨーロッパ!!!


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